プログラミング言語を独学できる翔泳社の「独習」シリーズにRuby on Railsがいよいよ登場、6月19日に『独習Ruby on Rails』が発売となります。Rubyに特徴的なオブジェクト指向プログラミングを理解しながら、Webアプリケーション用のフレームワーク「Rails」を基礎から学んでみませんか?
『独習Ruby on Rails』は、Webアプリケーションを開発するためのフレームワークである「Rails」を自力で習得できる入門書です。
Railsの基本理念は「同じことを繰り返すな」。「システムを構成するあらゆる部品は、常におのおの重複することなく1つであり、明確であり、信頼できる形で表現されていなければならない」という指針に従い、同じコードを繰り返し書くことを避け、保守しやすく、バグを減らすことを目指します。
また、「設定より規約を優先する」ことも掲げられています。Railsでは最善の方法を過去の経験や慣習から描き出し、最適と考えられるものをデフォルト設定にしています。これは優れた開発者が当たり前に行うことを誰でもできるようにし、より創造的な作業に集中できる環境を作るためです。
本書では、Railsの理念に則ったWebアプリケーション開発の基礎をしっかり解説。また、Ruby言語の特徴でもあるオブジェクト指向についても、Rails入門者にとってわかりやすく説明しています。実際にコードを書き、じっくり演習問題をこなしながら読み進めていけば、きっと現場で使えるスキルが手に入るでしょう。
目次
Chapter 1 Rails概要
Chapter 2 オブジェクト指向とRubyの基本
Chapter 3 Railsの起動と簡単なアプリケーションの構築
Chapter 4 Rails全体の仕組み
Chapter 5 モデルに命を与えるActive Record
Chapter 6 モデルに実装すべき役割
Chapter 7 モデルを豊かにする仕組み
Chapter 8 ルーターとコントローラー
Chapter 9 コントローラーによるデータの扱い
Chapter 10 Action View
Chapter 11 ビューを支える機能
Chapter 12 その他のコンポーネント
Chapter 13 Active SupportとRailsのテスト
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渡部 拓也(ワタナベ タクヤ)
翔泳社マーケティング課。MarkeZine、CodeZine、EnterpriseZine、Biz/Zine、ほかにて翔泳社の本の紹介記事や著者インタビュー、たまにそれ以外も執筆しています。
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