米Oracleは、サンフランシスコで開催中の年次イベント「ORACLE OPENWORLD 2019」において、Oracle Cloudを無期限に無料で利用できる「Always Free」と、さらに追加のサービスなどを試すためにの30日間300ドルのクレジットを提供する無料トライアルの2つのプログラムが含まれる「Oracle Cloud Free Tier」を9月16日(現地時間)に発表した。
Always Freeプログラムには、Oracle Autonomous Database、仮想マシン、ブロック・ボリューム、アーカイブ・ストレージ、オブジェクト・ストレージ、ロード・バランサが含まれる。
さらに、開発者が「Autonomous Database」で新たなデータ駆動アプリケーションをより迅速に構築・デプロイできるよう、低コードWebアプリケーション開発用の「Oracle Application Express(APEX)」、データベースとのインタラクション用の「SQL Developer Web」、「Machine Learning Notebooks」、データベースへの簡単なアクセスと公開が可能なRESTインターフェース、一般的なプログラミング言語用ドライバで構成される、無料の開発者ツールキットを提供する。
Oracleは、教育関係者や学生向けのグローバル慈善教育プログラム「Oracle Academy」を通じて、Oracle Cloudの無料利用枠提供も予定するとともに、「Autonomous Database」および「Oracle Application Express」に関する学術カリキュラムの開発を進めている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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