日本ディープラーニング協会(JDLA)は、「JDLA Deep Learning for GENERAL」(G検定)と「JDLA Deep Learning for ENGINEER」(E資格)合格者のさらなるスキルアップおよびスキルの実践、合格者同士または合格者と企業・研究機関との交流の機会を提供し、ディープラーニング人材のさらなる技術向上および活躍への貢献を目的とした「CDLEハッカソン」を、「CDLE(Community of Deep Learning Evangelists)」メンバーを対象に、8月31日~9月28日の期間に実施した。
「CDLEハッカソン」は、スポンサーである矢崎エナジーシステムが提供したデータをもとに、資格試験で得た知識を活かしてデータの利活用およびAIモデルの開発を競うもので、メンター6社に5名(ジェネラリスト×3名+エンジニア×2名)ずつを選出してもらい、5名×6チームの計30名が参加している。
最終日である9月28日には、FiNC Technologiesにて最終報告会が行われ、各チームの発表と審査の後に大賞と矢崎賞を決定した。
大賞に選ばれたのは、ABEJAチームの「Tachotify(タコティファイ)」で、運転状況や景色に合った楽曲を「Spotify」のプレイリストから選曲および再生する。
矢崎賞に選ばれたのは、GAUSSチームの「Escher(エッシャー)」で、運送経路に対する最適なドライバーをレコメンドするとともに、ドライバーに対して運送経路上で休憩可能な場所のレコメンドを行う。
なお、大賞の審査にあたっては、産業・社会的なインパクト、先進・独自性、技術力が重視された。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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