
「CDLEハッカソン」は、スポンサーである矢崎エナジーシステムが提供したデータをもとに、資格試験で得た知識を活かしてデータの利活用およびAIモデルの開発を競うもので、メンター6社に5名(ジェネラリスト×3名+エンジニア×2名)ずつを選出してもらい、5名×6チームの計30名が参加している。
最終日である9月28日には、FiNC Technologiesにて最終報告会が行われ、各チームの発表と審査の後に大賞と矢崎賞を決定した。
大賞に選ばれたのは、ABEJAチームの「Tachotify(タコティファイ)」で、運転状況や景色に合った楽曲を「Spotify」のプレイリストから選曲および再生する。
矢崎賞に選ばれたのは、GAUSSチームの「Escher(エッシャー)」で、運送経路に対する最適なドライバーをレコメンドするとともに、ドライバーに対して運送経路上で休憩可能な場所のレコメンドを行う。
なお、大賞の審査にあたっては、産業・社会的なインパクト、先進・独自性、技術力が重視された。