グレープシティは、Visual Studio上で帳票アプリケーションを開発できる.NET開発コンポーネント「ActiveReports for .NET 14.0J」を、4月15日に発売する。最上位エディション「ActiveReports for .NET Professional」の、税込の1開発ライセンスは308000円で、購入から1年間、テクニカルサポートとフリーアップグレードが利用可能な保守サポートが付属している。
「ActiveReports for .NET 14.0J」では、ページレポート/RDLレポートをASP.NET Coreアプリケーションで出力できるようになった。
また、帳票ビューワをさまざまなWebアプリケーションに組み込めるJavaScriptコンポーネント「JSビューワ」、エンドユーザーがWeb上で帳票の新規作成や変更を行えるデザイナアプリケーションを作成できる「Webデザイナコンポーネント」が追加された。さらに、ASP.NET Web Forms専用の帳票ビューワコントロールである「WebViewer」を刷新することで、PDF、HTMLビューワ、RawHTMLの3つの出力タイプを新たにサポートしている(上記の3機能は「ActiveReports for .NET Professional」のみ対応)。
ほかにも、ページ/RDLレポートを作成するChartコントロールのリニューアルによる「ポーラーチャート」「スパイラルチャート」の追加、複数のページレポート/RDLレポートの結合への対応、商品コード(GTIN)と商品に関連するWebサイトのURLを2次元シンボルとして表示する「GS1QRコード」出力への対応、デザイナや各種ビューワ・PDFエクスポートにおけるIVS文字の出力、特定のデータセットから指定した条件に該当するデータを検索して特定のフィールドの値を複数取得する「LookupSet関数」の搭載といった、多岐にわたる機能の追加・向上が行われた。
さらに、「ActiveReports for .NET Professional」では、PDFフォームを作成するための新しいレポートコントロール「InputField」が追加され、「TextBox」と「CheckBox」の2つの形式が選べるようになったほか、PDFエクスポートの際に参照する外字ファイルをweb.configで指定できるようになっている。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です