本連載の趣旨
本連載は、Nuxtの変更点を紹介する連載です。本連載のサンプルデータは、GitHubから参照できます。
最近のNuxt
Nuxtは、Vueをベースとしたフレームワークです。フロントエンドのフレームワークとしては、React-Next陣営に対して、そのシェアでこそ後塵を拝していますが、使い勝手のよいフレームワークとしてかなりの人気を有しているのは事実です。
また、2025年7月には、Nuxtの開発元であるNuxtLabsは、Vercelへ合流しています。Vercelは、VueやNuxtなどのフロントエンドWebアプリケーションの実行環境をサービスとして提供している会社ですが、Nextの開発元でもあります。
つまり、NextもNuxtも、同じ会社のもとで開発されている環境が整っており、ますますよいものへとアップデートされ、発展していくことが予想されます。
第1回と第2回が対象とするバージョン
さて、そのNuxtのアップデートに関して少しまとめておきましょう。Nuxtの元となるVueの大型アップデートとなるバージョン3がリリースされ、それに伴い、Nuxtも大型アップデートとしてNuxt3を2022年11月にリリースしました。
その後、3.1、3.2……と、3.17まで順当にマイナーアップデートを重ねます。そして、Nuxt4としてメジャーアップデートがリリースされたのが、2025年7月です。そのNuxt4も順当にマイナーアップデートを行っており、原稿執筆時点での最新バージョンは4.3です。
本稿では、まず2回にわたって3.1から4.3までの変更点を整理し、バージョン横断でテーマごとに紹介します。もちろん、これらのアップデート中には、パフォーマンスの改善や型推論の強化などが随時行われていますが、インパクトの大きい変更点に絞って紹介していくことにします。
