米Microsoftは、同社が2019年にRed Hatとともに発表した、Kubernetesベースのサーバレス・イベント駆動コンテナ(KEDA)が、Cloud Native Computing Foundation(CNCF)にサンドボックスプロジェクトとして加入することを、4月6日(現地時間)付のオープンソース関連ブログにて発表した。
Kubernetesは、デフォルトではCPUやメモリといったリソースを指標にコンテナをスケーリングするが、Kafkaストリームのメッセージやメッセージキューなどのイベントに基づいて迅速にスケーリングする必要がある、イベント駆動型のサーバレスワークロードには適していない。
KEDAは、Kubernetesを拡張して、イベントを受け取った際の状況に応じた、自動的なスケールアップおよびスケールダウンを実現し、サーバレスコンピューティングのための基本的な機能を提供する。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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