米Mozillaは、WebブラウザFirefoxの最新バージョンとなる「Firefox 76.0」の提供を、5月5日(現地時間)に開始した。
「Firefox 76.0」における開発者向けの新要素としては、DevToolsのレスポンシブルデザインモードを使用したモバイルインタラクションのテストを行う際に、ダブルタップでズームを処理するデバイスの動作を模倣できるようになり、デバイスなしでのAndroid向けのサイト最適化を可能にしている。
また、DevToolsのネットワークリクエストテーブルのテーブルヘッダにおいて、列の幅をダブルクリックすることでコンテンツに合わせてサイズが変更されるようにしたほか、WebSocketインスペクションが新たにActionCableメッセージプレビューをサポートした。
そのほか、オンラインアカウントにおけるログインおよびパスワード保護の強化、「ピクチャーインピクチャー」において、ダブルクリックで動画の全画面表示/縮小する機能の追加、オーディオワークレットのサポートなどが行われている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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