LayerXは、ジャフコ、ANRI、YJキャピタルを引受先とし、総額約30億円の資金調達を実施したことを5月28日に発表した。
同社は、2018年の8月1日に設立以来、ブロックチェーン技術にコミットして事業展開を進めている。2019年の10月には、日本で初めてEthereum Foundation Grants Programの対象企業に選定されるなど、研究開発部門において成果を上げるほか、さまざまな領域でブロックチェーン技術を活用し、実証実験のみならず具体的な商用化の取り組みを推進している。
また、新型コロナウイルスの感染対策を受け、企業活動における「デジタル化」および「DX」のニーズは増加傾向にあり、多様な産業の企業から問い合わせが急増している。
こうした背景から、同社は資金調達を実施した。今回調達した資金は、商用化のための事業会社設立資金や、これらに対応した事業およびプロダクト開発、ならびに人材採用にあてられる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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