CData Software(以下、CData)はアシアルと提携し、アプリ開発クラウド「Monaca」からのオンプレミスDBや200種類超えのSaaSとのデータ連携を開始したことを、6月29日に発表した。
「Monaca」は、モバイル(iOS、Android)やデスクトップアプリ(Windows、macOS)、Webアプリ(SPA、PWA)をJavaScriptとHTML5の共通スキルセットで開発できるアプリ開発プラットフォーム。
本提携では、CDataがノーコードでAPIを構築するソフトウェア「API Server」を提供することで、「Monaca」からMySQLやOracle、SQL ServerなどのRDB、SalesforceやkintoneなどのSaaSデータへのアクセスが可能となる。
従来のコーディングによる構築と比べ、API Serverではバックエンド構築負荷を最大で90%削減でき、「Monaca」とAPI Serverの組み合わせによって基幹データベースなど企業内の既存のデータ資産をモバイル・Webアプリで有効活用できるようになる。具体的な「Monaca」とAPI Serve の協業ソリューションの特徴は以下の通り。
- DBデータをノーコードでREST API化し、「Monaca」バックエンドを構築
- 「Monaca」からのフルCRUD操作を実現
- MySQL、SQL Server、Oracle、PostgreSQLなど主要なRDB に対応
- Salesforce、kintone、Google BigQueryなどのSaaSにも同様の連携が可能
- ファイアウォール内のDBにセキュアにアクセスするリバースSSHトンネリング
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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