データサイエンティスト協会は、情報処理推進機構(IPA)と共同で、「データサイエンティストのためのスキルチェックリスト/タスクリスト概説」を、7月に公開した。
本記事は、EnterpriseZineニュースからの転載です(元記事)。
「データサイエンティストのためのスキルチェックリスト/タスクリスト概説」は、データ利活用のためのスキルを体系化した「スキルチェックリスト」と、業務プロセスを体系化した「タスクリスト」を読み解くための公式ガイドブック。IPA公式サイトから、無料でダウンロードできる。
「スキルチェックリスト」と「タスクリスト」は、デジタル時代の人材育成を目的に作成。企業等の業務において、ビッグデータの分析とその結果を活用するための一連のタスクと、習得しておくべきスキルが取りまとめられている。
「スキルチェックリスト」「タスクリスト」ともに、IPAが策定した第4次産業革命のための学び直しの指針である「ITSS+(プラス)」では、「データサイエンス領域」に組み込まれる。同領域は、データサイエンティスト協会スキル定義委員会とIPAが共同で策定し、スキルについてはデータサイエンティスト協会が公開している「スキルチェックリスト」を活用して、タスクについてはIPAとデータサイエンティスト協会が共同で「タスクリスト」を策定した。
同書は、「スキルチェックリスト」と「タスクリスト」の読み解き方と活用方法を記載。データサイエンス領域での就業を目指す学生から実務家、データ分析に携わるビジネスパーソンなどを対象にしている。同書を「スキルチェックリスト」「タスクリスト」の手引書として活用することで、データサイエンスにおけるスキルアップと、業務プロセスの把握、より効率的な学習が可能になる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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