Vercelは、Reactフレームワークの最新版「Next.js 9.5」を、7月28日(現地時間)にリリースした。
「Next.js 9.5」では、トラフィックの流入に応じてバックグラウンドでページを再レンダリングすることで、既存のページを更新する段階的な静的再生成が利用可能になっている。
これにより、ページが一貫して高速に提供され、バックグラウンドページでの再生成に失敗した場合でも、古いページがそのまま維持され、ページがオフラインになることはない。また、データベースとバックエンドの負荷が低いことも特徴といえる。
ほかにも、ベースパスのカスタマイズが可能になったほか、受信したリクエストパスを外部URLを含む別の宛先パスにマップできるrewrites、リダイレクトのリストを作成可能なredirects、すべてのNext.jsルートに適用されるheadersプロパティの導入など、多岐にわたる変更が行われている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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