米Googleのプログラミング言語Dart開発チームは、最新版となる「Dart 2.10」を10月2日(現地時間)に発表した。
「Dart 2.10」では、新しいプロジェクトやパッケージの作成、コードの分析とフォーマット、プロジェクトの実行、コンパイル、テストといった一般的なタスクをすべてサポートする、flutterに似た統合開発ツールdartを搭載する。
今後の安定版では、dartの機能を強化するとともに、dartdoc、dartfmt、dartanalyzerといったコンパクトなツールを廃止していき、2021年にはDart SDKとしてdartのみを提供していくことを予定している。
なお、Dart開発チームは現在、null安全に強い関心を寄せており、2020年の後半に公開予定のベータ版からはパッケージのnull安全への移行を開始する。
「Dart 2.10」は、「Dart 2.10 SDK」および「Flutter 1.22 SDK」として提供されている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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