米Kastenは、Kubernetes向けデータ保護基盤「K10 3.0.1」を11月14日(現地時間)リリースした。
企業におけるKubernetesの利用が拡大するにつれて、Kubernetesによるマルチテナントのサポートが一般的となっており、さまざまなビジネスユニットや部門などをサポートするとともに、きめ細かなアクセス制御を備えたセルフサービスポータルがDevOpsのスピードで動作することが求められる。また、これらのセルフサービスポータルでは、アプリケーションやリソース、および監査の制御も必要となる。
あわせて、Kubernetesアプリケーションのバックアップやディザスタリカバリ、操作ミス、インフラストラクチャの障害、悪意のある攻撃などに起因する、緊急時の対応計画が必須となっている。
マルチクラスタ環境におけるデータ管理要件は、セキュリティ、簡単なセットアップ、自動検出、グローバルビュー、グローバルポリシーとリソースなど多岐にわたっており、今回一般提供が開始されたマルチクラスタマネージャーを使用することで複数のクラスタとテナントにまたがるKubernetesアプリケーションの成長への対応が可能になる。またインターフェースの面でも、kubectl APIの他に、ダッシュボードを使ってマルチクラスタ機能にアクセスできるようになった。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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