グレープシティは、業務システム開発に便利なUIコントロールを数多く収録したJavaScriptライブラリ「Wijmo(ウィジモ)」の新バージョン「Wijmo 2020J v3」を、12月2日に発売した。1年定額制のサブスクリプション方式で、最上位エディション「Wijmo Enterprise」の初回費用は1ユーザーライセンスあたり税込13万2000円、更新費用は税込5万2800円。
「Wijmo 2020J v3」では、新コントロールとしてカレンダーから日付の範囲を選択できる「日付範囲コントロール(InputDateRange)」が追加され、データ管理コントロール「CollectionView」の機能強化として、動的な計算フィールドの追加が行われたほか、getErrorの全体エラーメッセージ表示が可能になっている。
また、データグリッドコントロール「FlexGrid」の機能強化として、セル編集時に空白のセルに「セルの列名」をプレースホルダーとして表示できるようになるとともに、DataMapセルの編集時に大文字と小文字を区別した入力補完が可能になった。
さらに、円グラフコントロール「FlexPie」における複数円グラフのレイアウト制御、入力コントロール「AutoComplete」における入力文字列で始まる項目だけの表示、「Calendar」「InputDate」における複数月カレンダーの表示に対応している。
ほかにも、対応フレームワークを拡大し、Angular 11およびReact 17に対応した。
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です