米Red Hatは、企業におけるオープンソースの利用状況をまとめた「The State of Enterprise Open Source」を発表している。
同レポートによれば、ITリーダーの90%がエンタープライズオープンソースを利用しており、エンタープライズオープンソースを利用する理由としては、「高品質のソフトウェアだから」が35%、「最新のイノベーションへのアクセス」が33%、「よりよいセキュリティ実現のため」が30%、「オープンソース技術を安全に活用するため」が30%だった。
ITリーダーの79%が、新興テクノロジー向けのエンタープライズオープンソースソフトウェアの使用が今後2年間で増加すると予想しており、エッジコンピューティングとAI/機械学習向けエンタープライズオープンソースの採用増加が、それを裏付けている。
コンテナの利用についても、72%が「増加する」(「大幅に増加」「わずかに増加」の合計)とみており、Kubernetesがクラウドネイティブアプリケーション戦略の鍵となるという意見は85%に達した。
エンタープライズオープンソースの用途としては、ITインフラストラクチャの近代化が64%、アプリケーション開発が54%、DXが53%を占めており、ITリーダーの87%がエンタープライズオープンソースを、プロプライエタリソフトウェアと同じくらい安全とみなしている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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