調査対象の企業に、どの面接までオンラインで実施しているかを尋ねたところ、最終面接までオンラインで実施している企業は63.6%に達し、オンライン面接を実施するにあたっての工夫として、「リアクションは大きめにする」「事前アンケートである程度情報収集をしておく」といった回答もみられた。

オンライン面接を実施した企業のすべてが、今後もオンライン面接を続けたい、または継続を検討していると答えている。

オンライン面接に感じるメリットとしては(複数回答)、「面接の日程調整がスムーズになった」(87.9%)がもっとも多く、「対応可能な候補者のエリアが広がった」(60.6%)、「採用工数が削減された」(42.4%)がそれに続いた。

オンライン面接と対面面接を比較して、選考の通過率に変化があったかを尋ねた質問では、「変わらない」(84.8%)が最多で、「通過率が上がった」と合わせると9割超に達している。

オンライン面接での入社と、対面面接での入社で、入社後のパフォーマンスに違いを感じるかを尋ねたところ、9割超の企業が違いを「感じない」と回答した。
