米Microsoftは、コードエディタ「Visual Studio Code」PowerShell向け拡張機能2021年5月版の提供を、6月2日(現地時間)にVisual Studio Code Marketplaceで開始した。
PowerShell向け拡張機能2021年5月版には、言語サーバプロトコルライブラリOmniSharpのメジャーアップデートが組み込まれており、「OmniSharp 0.18.3」が「OmniSharp 0.19.2」へアップデートされている。
OmniSharpのアップデートによって、「LSP 3.16」および「DAP 1.48.x」仕様が実現し、最新のLSPにおける変更をすべて組み込むことができるほか、さまざまなバグ修正や機能拡張が行われ、より高速で安定したサーバと機能拡張エクスペリエンスが実現した。
おもな新機能としては、デフォルトでセマンティックハイライトを無効にするとともに、wordSeparatorsにおける「-」および「$」の除外、デバッグ時に無題のPowerShellファイルを保存するよう求めるプロンプトの停止、コマンド登録における重複の修正、補完によって引き起こされる意図しないモジュールインポートの修正が行われている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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