米Googleは、Grafana Labsと協力して、「Cloud Monitoring」用Grafanaプラグインに、ダッシュボードサンプル、ディープリンクを使用したより効果的なトラブルシューティング、事前計算されたメトリクスによるより優れた視覚化、より強力な分析機能といった新機能を追加したことを、6月24日(現地時間)に発表した。
Googleは、GitHubで公開されているCloud Monitoringダッシュボードのサンプルライブラリから人気の高い15のサンプルダッシュボードを導入し、新たにこれらのダッシュボードをGrafana互換形式に変換して提供する。
さらに、GrafanaのチャートにCloud Monitoringメトリクスエクスプローラへのディープリンクが導入され、ディープリンク経由でクラウドコンソールへのログインや、調査したい時系列への到達を容易にしている。
ダッシュボード作成フローでは、デルタおよび累積メトリクスの種類を前処理する方法が追加されており、デルタメトリクスをレートで前処理するオプションが用意され、累積メトリクスをレートまたはデルタとして表示できるようになった。
ほかにも、2020年に一般提供が開始されたMonitoring Query Language(MQL)用のクエリエディタをGrafanaプラグインで有効にすることで、Grafanaインターフェースから既存のMQLクエリを直接実行可能になっている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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