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軸はコミュニケーション AIで自由な会話を楽しめるロボット・RomiのUXデザイナーが開発のこだわりを語る

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2021/07/28 08:00

 2020年6月に200台限定で先行販売し、約1ヵ月で完売。2021年4月に満を持して一般販売をスタートしたロボットがある。会話に特化した手のひらサイズのコミュニケーションロボット「Romi(ロミィ)」だ。そんなRomiを開発したのは、SNS「mixi」やスマホゲームアプリ「モンスターストライク」などを生み出してきたミクシィ。スマホを媒介としたサービスやプロダクトを世に送り出してきたミクシィが、なぜロボット開発に着手したのか。サイズや機能のこだわりとは。UXデザイナーとして開発に携わった竹本芽衣さんに話を聞いた。

目次

ガラケー全盛期にデザインの道へ ミクシィがロボットを開発した背景

――まず、ご経歴とRomiに携わることになった経緯について教えてください。

私は就職活動を行っておらず、学生だった2007年、ライブドアにデザイナーのアルバイトとして加わったところからキャリアが始まります。アルバイトで募集していたのはディレクターだったのですが、デザイナーでも良いですか?と打診したところ、受け入れてもらうことができました。

とはいえ、それまでにデザインを体系的に学んだことがあったわけではありません。ブログサービスの黎明期に独学で学んだHTMLやCSSを使ってブログのテンプレートをデザインしていたのですが、それをダウンロードしてくれた人のコメントなどを見たときに、「デザインって楽しい」と感じたんです。その経験が、デザインの道に進もうと思った最初のきっかけかもしれません。

ですが実際に働いてみると、当然ながらデザインを学んできた人たちとベースの知識量がまるで違う。最初はとにかく追いつくのが大変でした。

ガラケーが全盛期だったこともあり、当時はブログのデザインテンプレート作成やデコレーション絵文字のドット絵づくりなどグラフィック面を担当。ブラウザベースのスマホゲームがトレンドとなった2012年ごろからは、ゲームやポータルサイトのリニューアル、マッチングアプリのUI改善、広告動画の作成などの経験をしました。

ライブドアが解散したあとはゲーム会社に加わり、グラフィックやアバターの作成を実施。さらにその後、ライブドアの流れを汲んでいるLINEの設立とあわせてそちらに業務委託として戻ることにしました。担当したのは、スマートフォンゲームUIデザイン、キャラクターデザインなどです。フリーランスや制作会社などの経験を経て、 LINE在籍時に所属していた部署がミクシィのグループ会社になったタイミングで2016年にミクシィにジョインしました。

株式会社ミクシィ Romi開発チーム UXデザイナー 竹本芽衣さん
株式会社ミクシィ Romi開発チーム UXデザイナー 竹本芽衣さん

Romiのプロジェクトが立ち上がったのは2017年ごろ。当時はRomiという名前もついておらず、「AIロボット事業部」という名前でした。私がジョインしたのは2017年秋ごろで、現在のマネージャーふたりに打診してもらったことがきっかけです。

当時私が研究開発を行っていたこともあり、ロボットに触れることへのハードルの低さ、論文を読む習慣があること、先端テクノロジーにもなじむことができるといった点を期待してもらったのかもしれません。私自身、経験がないことにチャレンジすることが好きだったので、誘ってもらったときには「やりたいです」と即答しました。

――ミクシィでロボットを開発するのは初めてかと思います。なぜミクシィでロボットを開発することになったのですか?

ミクシィはいままでに、スマホゲームアプリやSNSなどのコミュニケーションを軸にしたサービスを展開してきました。それらのサービスを運営してきた過程で“コミュニケーション”に関する知見が溜まってきたという実感があった。そこから生まれたのが、スマホにとどまらない、新しいデバイスにもチャレンジしてみたいという思いです。

また2017年当時、ディープラーニング技術が発展してきたことをうけ、そういった新しい技術を活用した取り組みを行いたいという意向もありました。

これらをかけあわせた結果、コミュニケーションを軸にしたロボット開発をスタートすることになりました。

この記事の続きは、「CreatorZine」に掲載しています。 こちらよりご覧ください。

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