米Googleは、同社が2021年10月12日(現地時間)に発表した、推奨ソリューションリファレンステンプレートとコンテンツの基盤である「Google Cloud Cortex Framework」の、SAPエンタープライズ向けData Foundationリリースを拡張したことを、4月5日(現地時間)に発表した。
SAPエンタープライズ向けData Foundationリリースには、事前定義されたBigQueryデータマートとLookerレポートテンプレートが追加され、販売、配送、請求実績について理解するための注文処理、注文状況、販売実績、課金・価格設定や、財務状況について理解するための売掛金、延滞金、売掛金回転期間、支払い期限の過ぎた売掛金など、一般的な販売・財務分析の洞察をより早く得られるようになる。BigQuery内でさまざまな基幹業務データを利用することで、コアビジネスプロセスのより適切な最適化を可能にしている。
さらに、Fivetran/HVR、Informatica、Palantir、Qlikといったパートナーにおける拡張ソリューションを使用したデータ統合を支援しており、SAPデータと非SAPデータの両方を統合できるソリューションを活用することで、さまざまな新しい機会が生まれる。また、BigQueryのデータ転送サービスを利用してGoogle広告、Google Play、YouTubeといったデータを組み合わせられるほか、Adobe Analytics、DoubleClick、Facebook Ad Insights、Shopifyなど150以上のデータソースをサポートしている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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