リレーショナルデータベース管理システム「PostgreSQL」の開発チームは、最新ベータ版となる「15 ベータ3」を8月11日(現地時間)に公開した。
今回のベータ版は6月末に公開したベータ2に続くものであり、正式版の公開は第三四半期の終わりに予定しているという。
PostgreSQL 15では、メモリ上にデータがある状態でのソート操作時の性能が向上し、消費メモリ量も少なくなった。また、ログをJSON形式で出力できるようになった。さらに、ベースバックアップの圧縮にLZ4やZstandardを使えるようになるなど、数多くの新機能を搭載している。
また、同日にPostgreSQL 14.5、13.8、12.12、11.17、10.22の5種類の新バージョンも公開した。これらの新バージョンでは1件のセキュリティ脆弱性を解消し、40件以上の不具合を修正している。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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