米Microsoftは、英Canonicalとの新たなパートナーシップによって、最新の「Ubuntu 22.04」に.NET 6が含まれるようになったことを、8月16日(現地時間)に発表した。あわせて、Canonicalが提供するコンパクトかつ安全なChiseled Ubuntuコンテナで使用できる.NETもリリースされている。
MicrosoftとCanonicalとのパートナーシップは、Ubuntu上での.NET使用を容易にするとともに、両社間でのサプライチェーン短縮を目的としており、その成果としてCanonicalによりsource-build経由でビルドされたAPTを使用して、.NET 6をUbuntuにインストールできるようになった。Ubuntu 22.04以降に対応する。
あわせてリリースされた、.NETが利用可能なChiseled Ubuntuコンテナは、イメージサイズが従来のUbuntuイメージと比較して100MB小さくなっている。なお、rootユーザーは含まれておらず、Arm64およびx64用、.NET 6および7用のChiseled Ubuntuコンテナイメージの、3つのレイヤが提供されている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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