Meta PlatformsでAIの研究に従事しているDivam Gupta氏は、Apple Silicon搭載Macに向けたGUIアプリ「Diffusion Bee」を9月10日(現地時間)に公開した。
「Diffusion Bee」は、米Stability AIがオープンソースで公開している画像生成モデル「Stable Diffusion」をApple Silicon搭載Macで動作するように修正し、GUIを持たせた画像生成プログラム。元々のStable DiffusionはNVIDIA製GPUで動作するが、これをApple SiliconのGPUで動作するように書き換えている。
Stable Diffusionを自前のPCで動作させるには、Python環境の構築など、ソフトウェアの設定が必要だが、Diffusion Beeは必要なものをひとまとめにしたインストーラーの形で提供するため、面倒な環境設定が必要ない。GitHubのWebサイトからインストーラーをダウンロードしてインストールすれば、必要なデータを自動的にダウンロードしながら動作する。入力した文章をインターネット上のサーバーに送信することはなく、ローカルのMacで稼働する。
Diffusion BeeはmacOS 12.5.1以降をインストールしたApple Silicon搭載Macで動作する。メモリは16GBを用意することを推奨している。8GBでも動作するが、やや遅くなるという。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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