Googleは、GoogleドキュメントやGoogleカレンダーに対し、一括で処理を行えるバッチAPIを追加した。
Google Data API Teamは2日、GoogleドキュメントやGoogleカレンダーに対し、一括で処理を行えるバッチAPIを追加した。
このAPIは「GData Java client library」を介して利用できるもので、更新、参照、挿入、削除といった処理内容を記述したフィードを生成し、これをWebサービスに送信する仕組みとなる。
Googleによれば、同社WebサービスAPIを利用するにあたってボトルネックとなるのは「HTTPリクエスト」だという。今回のバッチAPIを利用すれば1度のフィードでさまざまな処理を行えるため、この問題点を解消することができる。バッチAPIは、Googleドキュメントの場合はスプレッドシートのセルフィードに対して、Googleカレンダーの場合はイベントフィードに対して処理を行える。
なお、この「バッチ処理」を定期的に行う仕組みは用意されていない。定期バッチ(日次バッチなど)を行う場合はクライアント側で処理をスケジューリングし、バッチAPIを実行する必要がある。
Official Google Data APIs Blog: Google_data.bat
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