米Microsoftは、OpenAIやAzure OpenAIといったAIサービスを、従来の慣用的なプログラミングとシームレスに統合することで、開発者の新たな可能性を開くJavaライブラリ「Semantic Kernel for Java」の最初のリリースを、7月19日(現地時間)にリリースした。
Semantic Kernel for Javaは、開発者がJavaでコーディング中にAIを利用できるようにするオープンソースのライブラリ。AIサービスをJavaアプリケーションと統合することで、使い慣れたJava開発環境はそのままに、AIと大規模言語モデルの可能性を最大限に引き出せる。また、Java 8以降と互換性がある。
現時点ではアルファリリース(バージョン0.2.6-alpha)であり、試用した際にはフィードバックの送信や発生した問題の報告が求められる。あわせて、他の開発者との交流や質問、洞察の共有が可能で、Microsoftのエンジニアリングチームのメンバーと直接話す機会もあり得る、Discordチャンネルも設けられている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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