米Microsoftは、コードエディタVisual Studio Code用PythonおよびJupyter拡張機能の2023年10月版を、10月6日(現地時間)にリリースした。
Python/Jupyter拡張機能の2023年10月版では、Debugpy拡張機能の名称を、マーケットプレイスでの見つけやすさを重視してPython Debuggerに変更するとともに、新たに追加されたユーザー設定であるdebugpy.debugJustMyCodeを無効化することで、すべてのアプリケーションのシステムまたはサードパーティのライブラリコードにステップインできるようになっている。
また、今回のリリースではPython 3.7のサポートが終了された。なお、Python拡張機能にて、積極的にPython 3.7サポートを削除する計画はないため、当面は非公式ながらPython拡張機能がPython 3.7で使い続けられる見込みとなっている。
そのほか、conda環境で環境作成コマンド「Use Existing」および「Delete and Recreate」が有効になるとともに、Pylanceにおける__getattr__の定義への移動のサポート、部分的な呼び出し引数のインレイヒントを有効化する設定のうち、位置のみまたはキーワードのみのパラメータのヒントを無効化/有効化することが可能になるなど、さまざまな機能追加・改善が行われた。
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です