ショーケースが設立した「ショーケース LLM Labs」と、広報PRのDXクラウドサービス「PRオートメーション」を提供するプラップノードは、共同でOpenAI GPT-4を活用した効果的なプレスリリースを自動作成するシステム開発のPoC(概念実証)を開始した。
同PoCは、「PRオートメーション」に蓄積されたプレスリリースに関する効果測定情報やプラップノードが持つリリース作成のノウハウと、ショーケースの広報PR部門が独自に持つさまざまなドキュメント情報(TEXT、PDF、Word、PowerPoint、Excelなど)をマージし、AIによって学習させて自動的にプレスリリース原稿を作成するシステムを構築することを目指すもの。
「ショーケース LLM Labs」とプラップノードは7月より共同開発を進め、既にα版を発表している。11月より「PRオートメーション」を導入している企業数社とPoCを開始し、その有効性・利便性を検証する。検証結果を踏まえた改良を行い、2024年早期のサービスの発表を予定している。
同PoCでは、各社ごとの機密保持などのセキュリティを担保した上で、OpenAI GPT-4をベースにオープンデータとプラップノードのノウハウ、分析データ、そして各社個別のドキュメント情報をマージし、適切かつ効果的なプレスリリースを自動生成する。これにより広報PR業務の負荷の軽減と生産性、精度の向上が期待できると考えている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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