米Dockerは、さまざまな種類のアプリケーションにおけるDocerセットアッププロセスを合理化し、ユーザーが既存のプロジェクトをコンテナ化できるよう設計されたDocker Desktopの新たなCLIツール、docker initの一般提供を2月6日(現地時間)に発表した。
docker initは、Docker 4.18のベータ版にて最初にリリースされた、プロジェクト内のDockerリソース初期化を支援するコマンドラインユーティリティ。プロジェクトの性質に基づき、Dockerfile、Composeファイル、.dockerignoreファイルを自動生成し、Dockerのセットアップにかかる時間を削減するとともに、複雑な作業を行う必要もなくなる。
docker initの最初のベータ版では、Goプロジェクトおよび汎用プロジェクトのみのサポートだったが、Docker Desktop 4.27で利用可能な最新バージョンでは、Go、Python、Node.js、Rust、ASP.NET、PHP、Javaがサポートされている。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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