米GitLabは、GitリポジトリマネージャGitLabの最新バージョンとなる「GitLab 16.9」を、2月15日(現地時間)にリリースしている。
GitLab 16.9では、Premiumにおいて、SaaSとセルフマネージドインスタンスでのGitLab Duo Chatベータ版が利用できるようになった。GitLab Duo Chatでは、イシュー、エピック、コードの説明および要約、アーティファクトに関する特定の質問に対する回答、アーティファクトの情報に基づくコードまたはコンテンツの生成、プロセス開始支援といった機能を備えている。
また、すべてのエディションにおいて、マージリクエストのレビュー完了後に、明示的に承認せず一般的なフィードバックを送信する「コメント」、フィードバックを送信して変更を承認する「承認」、マージ前に対処すべきフィードバックを送る「変更のリクエスト」のいずれかを送信可能になった。
CI/CD変数のユーザーエクスペリエンスの改善も行われており、変数値が要件を満たさない場合の検証が改善されるとともに、変数作成時にヘルプテキストが表示されるようになり、変数フォームの値フィールドにおけるサイズ変更が可能になっている。
ほかにも、これまでは使用するのが面倒だったパイプラインの自動キャンセルにおいて、ジョブのキャンセルをより詳細に制御できるauto_cancel:on_new_commitキーワードが追加されるなど、数多くの機能追加・改善が行われた。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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