UPSIDERは、法人カード「UPSIDER」においてSAML認証によるSSO(シングルサインオン)に対応したことを、3月13日に発表した。SAML認証によるSSO機能は、すべての「UPSIDER」ユーザーに対して無料提供される。
今回の新機能によって、SSOで「UPSIDER」にログインできるようになり、利用者の業務における利便性が向上するとともに、企業におけるセキュリティの強化、アカウント管理の工数削減が実現する。
「UPSIDER」におけるSSO機能では、まずOktaとのSAML認証によるログインに対応し、今春〜今夏頃にはMicrosoft Entra ID(旧・Azure AD)やGoogle Workspaceへの対応、またOktaとのSCIM規格を用いたIdP起点でのIDプロビジョニングの自動化への対応も予定している。その他のIdP追加とSCIM対応に関しても、ユーザーからのニーズに応じて順次拡張していく。
なお、「UPSIDER」では管理者が導入検証中はSSOとID/パスワードとの併用とし、検証が完了し運用開始するタイミングで全従業員にSSOを強制することが可能なほか、セキュリティ強化を目的にIdP側での2要素認証を必須とした場合に、「UPSIDER」での2要素認証の有効/無効を切り替えることで、セキュリティポリシーに合わせた柔軟な運用をサポートする。
「UPSIDER」は、利用限度額や会計処理といった財務課題を解決する法人カードで、とりわけ最大10億円以上の利用限度額(前払い・後払い)や、バーチャルカードの発行・管理機能、会計処理の早期化を助けるSaaS機能を備えている。
決済だけではなく、決済前の利用先制限・上限設定・稟議申請といった決済前の手続きから、決済後の利用履歴の即時管理画面反映、証憑回収・紐付け、稟議への紐付け、Slack連携による通知・証憑提出といった、一貫した幅広い機能を備えており、法人カードを安全に運用できる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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