JavaScript実行環境Node.jsの開発チームは、最新の長期サポート版となる「Node.js 20.16.0」を、7月24日(現地時間)にリリースした。
Node.js 20.16.0では、グローバルに利用可能な関数に組み込みモジュールをロードするためのプロセスであるprocess.getBuiltinModule(id)が追加されている。他の環境をサポートする必要のあるESモジュールは、同プロセスを使用してNode.js実行時に組み込みモジュールを条件付きでロードできるようになった。
あわせて、OpenSSL 3におけるカスタムエンジンサポートの廃止、および新しいプロバイダモデルへの切り替え推奨にともない、関連するOpenSSLエンジンベースのAPIが廃止されている。
ほかにも、Debugger.setAsyncCallStackDepthが誤ってenable関数を呼び出していたことから、非同期フックが適切にオフにならなかった問題が修正されるなど、数多くの機能追加・改善が行われた。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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