米GitHubと米JFrogは、世界でもっとも広く使われている2つの開発者プラットフォーム上で、開発者がコードとバイナリをより効率的に管理できるようにする、新たなパートナーシップの締結を、8月4日に発表した。
すでにJFrogのユーザーのうち50%が、GitHubを主要なコードリポジトリとして利用しており、ソースコードとバイナリ管理の両方の利点を得ている。
今回のパートナーシップによって、開発者は単一のダッシュボードから構築、セキュリティ確保、イノベーションのすべてを行うことが可能になり、ソースコードとバイナリ間の直感的なナビゲーションとトレーサビリティ、GitHub ActionsとJFrog ArtifactoryによるCI/CD、ソフトウェアサプライチェーン全体にわたるセキュリティ所見の統一ビューといった統合が構築された。
具体的には、両プラットフォームにまたがるシングルサインオン(SSO)によるアクセスロールの管理、GitHub ActionsとJFrog Artifactoryの統合によるアーティファクトのライフサイクル追跡、ソースコードとバイナリ間の双方向リンクによるガバナンスの簡素化が実現している。
今後は、ソフトウェアのサプライチェーンにおける、セキュリティの統一されたビューの提供や、JFrogのGitHub Copilot Chatへの組み込みなどを行っていくという。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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