今回の新版では、ビルドツール「Gradle」向けの機能拡張を、Java機能拡張に取り込んだ。別々の機能拡張としてMicrosoftが提供していたが、GradleとJavaの両方を使う開発者から、機能拡張を見付けにくいという声を受け、一体化を決めたとしている。
また、一体化を決める前から、それぞれの機能拡張の構造に改良が必要だとも考えていたとしている。具体的には、それぞれの機能拡張がJava仮想マシンをいくつも起動し、コンピュータ資源を無駄遣いしていた。そこで、機能拡張を見直し、起動するJava仮想マシンの数を減らして、メモリ消費量を節約した。
そして、以前から試験的に導入していたテストをGradleに代行させる機能が、公式に利用できるようになった。さらに、機能拡張を始めて導入したときに表示する画面を改良し、より理解しやすいものにするなどの改良が加わった。
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です