米Microsoftは、同社の「Flatcar」プロジェクトがCloud Native Computing Foundation(CNCF)技術監視委員会によって、インキュベーションレベルに承認されたことを、10月29日(現地時間)に発表した。
Flatcarは、コンテナワークロードのホスティングに特化してカスタマイズされた、軽量のLinuxディストリビューションを提供するプロジェクトで、Microsoftが2021年に買収した独KinvolkによるCoreOS Container Linuxから派生したものとなっている。
今回、CNCFの技術監視委員会によって行われた、Flatcarのインキュベーションレベルへの承認は、同プロジェクトが安定しているとみなされ、実稼働環境にて正常に使用可能であることを意味する。
今回の承認によって、FlatcarはDapr、gRPC、Notary、OpenTelemetryといった、他の多くの注目すべきインキュベーションクラウドネイティブプロジェクトと並んで位置づけられることとなった。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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