米Amazon Web Servicesは、アクティブ/アクティブクラスタリングによる高い可用性を備えた、新たなサーバレス分散SQLデータベース「Amazon Aurora DSQL」のプレビュー版を、12月3日(現地時間)に発表した。
Amazon Aurora DSQLは、読み込み、書き込み、コンピューティング、ストレージを個別にスケールできる柔軟性を備えており、事実上無制限の水平スケーリングを提供する。データベースシャーディングやインスタンスのアップグレードを行うことなく、ワークロードの需要に合わせて自動的にスケールされる。
アクティブ/アクティブクラスタリングアーキテクチャの採用によって、単一障害点がなく障害回復が自動化された、99.99%の単一リージョンおよび99.999%のマルチリージョンの可用性を実現し、どのリージョンにおけるエンドポイントに対するすべての読み込み・書き込みも、強力な一貫性と耐久性が確保される。
なお、Amazon Aurora DSQLはPostgreSQLと互換性があり、使いやすい開発者エクスペリエンスが提供される。
現時点では、米国東部(バージニア北部、オハイオ)、米国西部(オレゴン)のAWSリージョンにて、Amazon Aurora DSQLのプレビュー版を利用できる。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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