Apple、2024 App Store Awardsの受賞者発表

　Appleは、12月11日、2024年のApp Store Awardsの受賞作を発表し、17本のアプリとゲームを表彰した。

　App Store Awardsは、最高レベルのユーザー体験、デザイン、イノベーションを実現したとApp Storeのエディターが認めた45本のファイナリストから選出された。

　今年のベストiPhoneアプリは「Kino」（Lux Optics Inc.）で、シネマティックなビデオを作成できるアプリだ。

今年のベストiPhoneアプリ Kino

　ベストiPadアプリは「Moises」（Moises Systems, Inc）、ベストMacアプリ「Adobe Lightroom」（Adobe Inc.）が受賞した。

　今年初めて設けられたApple Vision Proカテゴリーの受賞作は、「What If…? An Immersive Story」（Marvel Studios、ILM Immersive、Disney+）と「THRASHER: Arcade Odyssey」（Puddle, LLC）。

　また、iPhoneやiPadといったApple製デバイス全体にわたるベストアプリとベストゲームの表彰に加え、6本の「カルチャーインパクト」受賞作も選出された。

　その一つである「Oko」（AYES BV）は、イノベーションとシンプルさを組み合わせ、視覚障がいのあるユーザーが安心して市街を歩けるようにサポートするアプリだ。

　AppleのCEO ティム・クックは「Appleのデバイスとテクノロジーのパワーを活かしてユーザーの生活を豊かにする体験を提供したり、ユーザーのコミュニティに大きな影響を与えたりしている、素晴らしいデベロッパたちを表彰でき、嬉しく思います。今年の受賞作の目覚ましい功績は、アプリを通じて素晴らしい創意工夫が生み出され得ることを示しています」と述べている。