Googleは、Gemini搭載のWeb IDE「Project IDX」に、自然言語を解釈してアクションを実行する「Interactive Chat」機能のプレビュー版を公開した。
Project IDXは、Geminiが組み込まれたAI支援型のWeb IDE。さまざまなフレームワーク、言語、サービスがサポートされており、Google プロダクトと連携して開発ワークフローを効率化できる。
今回発表されたInteractive Chatによって、自然言語による指示をIDX ワークスペース内でアクションに変換できるようになった。以前は複数の手動ステップが必要だった処理も、今では1つの簡潔なプロンプトで完結できる。
例えば、Dockerのワークフローの場合、「Node 20を使用して、このNext.jsアプリを実行するDockerfileを作成してください」という一つのプロンプトを投げるだけで、Dockerfileが生成され、イメージをビルド、コンテナを実行し、バックグラウンドプロセスを管理することができる。
現在、Interactive Chatはプレビュー版として公開されている。Googleは、さらに高度な「マルチモーダル インタラクション」などの機能の可能性を模索している。
- 関連リンク
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です