CodeGearはRuby on Railsに特化した統合開発環境「3rdRail」について、都内で説明会を行った。
CodeGearは12日、Ruby on Railsに特化した統合開発環境「3rdRail」について、都内で説明会を行った。
米国CodeGearデベロッパーリレーションズ担当副社長デビット・インターシモーネ氏は、アメリカでRubyやRailsが非常に注目を集めている現状を説明、「行われるカンファレンスは勉強会レベルからビジネスレベルになりつつある」と述べた。今後、Railsが大規模開発でも使用されることが予想され、優れた開発環境のニーズが高まっているという。
CodeGearが提供するIDE「3rdRail」は、Eclipseベースの開発ツールで、ソース管理機能やコードアシスト、デバッガ、リファクタリング機能など開発効率を向上させる機能を多数備えている。特にRubyやRailsに特化したつくりとなっているため、各種ランタイムやライブラリ、Gemsなどとの連携が優れているという特徴がある。企業向け開発における用途も想定されており、チーム開発機能や製品サポート、ドキュメントなども充実している。
また、3rdRailは四半期に一度アップデート版が提供され、次回アップデートではRails 1.2、2.0の完全サポートが行われる。さらに今後は独自デバッガによる高速デバッグ機能などが搭載されていくという。
3rdRailはWindows XP、Windows Vista、Mac OS X、Linuxで動作する。現在は英語版のみが公開されているが近日中に日本語版が提供される予定となっている。
【関連リンク】
・3rdRail(製品ページ)
・CodeGear、Ruby on Railsに特化した強力な統合開発環境『3rdRail』を発表
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