独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)は26日、「ITパスポート試験」のシラバスを策定した。今回公開されたシラバスでは、昨年12月25日に公開した「新試験制度の手引」の中で示した出題範囲を更に詳細化。項目ごとの学習の目標、内容及びサンプル問題(70問)を示した内容となっている。
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)は26日、「ITパスポート試験」のシラバスを策定した。
ITパスポート試験は、2009年4月の春期試験以降に適用される新試験制度下で、「ITに携わる職業人として誰もが共通に備えておくべき基礎的な知識」を測るレベル1の試験として新規に創設されるもの。IT人材の裾野を拡大し、国全体のITの活用能力を向上させることを目的とし、現在の基本情報技術者試験の下に置かれる。
今回公開されたシラバスでは、昨年12月25日に公開した「新試験制度の手引」の中で示した出題範囲を更に詳細化。項目ごとの学習の目標、内容及びサンプル問題(70問)を示した内容となっている。
同機構では、「本シラバスが、試験の合格を目指す受験者の方々にとっての学習指針として、また企業・学校の教育プロセスにおける指導指針として、有効活用されることを期待する」と述べている。
なお、基本情報技術者試験(レベル2)と応用情報技術者試験(レベル3)は08年10月に、高度試験(レベル4)は09年3月にシラバス公開が予定されている。
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