Canonicalは27日、Linuxディストリビューション「Ubuntu 8.10」を発表した。30日よりダウンロードできる。
Canonicalは27日、Linuxディストリビューション「Ubuntu 8.10」の詳細を発表した。UbuntuのWebサイトから、30日よりダウンロードできる。
Ubuntuは、Canonicalの支援のもとUbuntuコミュニティにより開発が進められているLinuxディストリビューション。使いやすさに定評があり、世界的に人気のあるディストリビューションの1つとなっている。日本でもUbuntu Japanese Teamにより、ローカライズが進められている。
今回リリースされるUbuntu 8.10では3Gに対応し、USBの3Gモデムや携帯電話、Bluetooth経由でネットワークにアクセスできるようになるという。また、新機能である「Guest Sessions」を利用することで、自身のセッションを保持したまま、他のユーザーにコンピューターを貸すことが可能になる。他のユーザーは、オーナーがロックしたプログラムやデータへの影響なしに、全システムを利用できる。
インストールに関しても新機能が追加されており、今バージョンよりUSBドライブからのインストールが可能になった。これにより、今までのようにインストールCDやDVDを焼く必要がなくなり、USBメモリなどを利用して手軽にマシンへインストールすることができる。
その他にも、最新版のGNOME 2.24を搭載、UbuntuのメディアプレーヤーからBBCの提供するコンテンツを視聴できるようになるなど、各種変更が行われている。
【関連リンク】
・Ubuntu 8.10 Desktop Edition enables mobile, flexible computing for a changing digital world(ニュースリリース)
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