ファイルメーカーは6日、データベースソフトウェアの新版「FileMaker Pro 10」シリーズを発売開始した。今回からUIがWebブラウザライクなものに刷新され、より直感的な操作が可能となっている。
ファイルメーカーは6日、データベースソフトウェアの新版「FileMaker Pro 10」シリーズを発売開始した。今回からUIがWebブラウザライクなものに刷新され、より直感的な操作が可能となっている。
主な新機能として、Webブラウザに近い「カスタマイズ可能なステータスツールバー」によるナビゲーション・操作性の向上、検索効率を上げる「検索条件の保存機能」、ユーザーのアクション等からスクリプトを起動する「スクリプトトリガ」が追加された。その他にも動的に編集可能なダイナミックレポート、SQLサポートの拡張、SMTPサーバー経由のメール送信等、エンドユーザーと開発者がともに時間やコストを節約できるようになっている。
FileMaker Pro 10シリーズは、「FileMaker Pro 10」「FileMaker Pro 10 Advanced」「FileMaker Server 10」「FileMaker Server 10 Advanced」の4製品で構成されており、Serverは主にネットワーク共有機能が、Advancedは開発者や上級ユーザー向けの拡張機能が利用できるのが特長。
希望小売価格はそれぞれ38,000円、58,000円、128,000円、380,000円(すべて税別)。アップグレードライセンスの提供や、3月19日まで限定のアップグレードキャンペーン等も実施されている。
【関連リンク】
・FileMaker Pro 10
・FileMaker Pro 10 Advanced
・FileMaker Server 10
・FileMaker Server 10 Advanced
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
斉木 崇(編集部)(サイキ タカシ)
株式会社翔泳社 ProductZine編集長。1978年生まれ。早稲田大学大学院理工学研究科(建築学専門分野)を卒業後、IT入門書系の出版社を経て、2005年に翔泳社へ入社。ソフトウェア開発専門のオンラインメディア「CodeZine(コードジン)」の企画・運営を2005年6月の正式オープン以来担当し、2011年4月から2020年5月までCodeZine編集長を務めた。教育関係メディアの「EdTechZine(エドテックジン)」...
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です