柳井です。 非常に昔になるのですが、多田捷敏の「ブリキのおもちゃ」という本を買いました。この本は、ブリキのおもちゃの文庫版写真集です。こういったビジュアルの面白い本は、資料用にちょくちょく買うのですが、たまに眺めていると、アイデアが膨らみます。 ブリキのおもちゃは、素材や技術、予算の制約から、独特の形状をしたものが多いです。そういった縛りのあるところから出てきたデザインは、自由に作られたものとは違った面白さがあります。 ゲームや映画などでも、制約がある中で、クオリティの高いものを作ろうとすると、予想以上のものができたりします。仕事にも様々な制約があります。それを、マイナス要因と思うのではなく、プラス要因と思う。そういった発想の転換が、必要なのだろうと思います。 |
||
連載お気楽マンガ。世界各国から、著名な世界征服家が集められたらしい。毎週火曜日更新。
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
柳井 政和(ヤナイ マサカズ)
クロノス・クラウン合同会社 代表社員http://crocro.com/オンラインソフトを多数公開。プログラムを書いたり、ゲームを作ったり、記事を執筆したり、マンガを描いたり、小説を書いたりしています。「めもりーくりーなー」でオンラインソフト大賞に入賞。最近は、小説家デビューして小説も書いています(『裏切りのプログラム』他)。面白いことなら何でもOKのさすらいの企画屋です。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です