組み込みミドルウェアなどを販売する株式会社グレープシステムでは13日、オープンソース検査ツール「Protex」の発売開始を発表した。
オープンソースは製品の開発が安価・迅速に可能となるため、開発現場では広く利用されている。Protexは「本当にそのコードを使っても大丈夫なのだろうか」と不安に感じている開発者のために開発された。
Protexを使用すると、自社製品のソースコード中にオープンソース由来のソースコードが混在していないか、また、オープンソースソフトウェアライセンスで規定された使用権に違反していないかなどが簡単にチェックできる。
また、Eclipse上でコード解析が可能で、第三者のコンポーネントを検知し、オープンソースのコードが正しく利用されているかどうかを診断し、知的財産の侵害を防ぐことも可能。受託したシステムや購入した製品の検査ツールとしても使用できる。
グレープシステム社では、リリースにともない製品説明会も開催されている。製品情報および説明会の参加申込は、公式サイトを参照とのこと。
【関連リンク】
・オープンソース コード 検査 ツール ― Protex
この記事は参考になりましたか?
- この記事の著者
-
CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
CodeZineは、株式会社翔泳社が運営するソフトウェア開発者向けのWebメディアです。「デベロッパーの成長と課題解決に貢献するメディア」をコンセプトに、現場で役立つ最新情報を日々お届けします。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です