Googleは3日、JavaとPythonの両プログラミング言語向けに「Google App Engine SDK 1.2.5」をリリースした。オープンスタンダードなメッセージングプロトコル「XMPP」をサポートし、Javaでもタスクキューが実装された。
Googleは3日、JavaとPythonの両プログラミング言語向けに「Google App Engine SDK 1.2.5」をリリースした。
今回のバージョンでは、新たにオープンスタンダードなメッセージングプロトコル「XMPP」をサポートした。XMPP(Extensible Messaging and Presence Protocol)は、オープンソースのインスタントメッセンジャー「Jabber」由来のメッセージングプロトコルで、RFC 3920~3923で規定されている。Googleが提供するメッセージツール「Googleトーク」や、開発中の次世代のコミュニケーション基盤「Google Wave」でもサポートされている。
このほか、Python向けに用意されていたタスクキューがJavaでも利用できるようになるなど、改良が加えられた。また、Windowsプラットフォーム向けにも「App Engine Launcher」が提供された。
【関連リンク】
・Google App Engine Blog: App Engine SDK 1.2.5 released for Python and Java, now with XMPP support
・Google App Engine Blog: App Engine Launcher for Windows
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