「オープンソースの文化祭!」をテーマに、「オープンソースカンファレンス2009 Tokyo/Fall」が30日から31日にわたって開催されている。
「オープンソースの文化祭!」をテーマに、「オープンソースカンファレンス2009 Tokyo/Fall」が30日から31日にかけて開催されている。場所は日本工学院専門学校の蒲田キャンパス12号館で、2階は展示ブースとなっており、3階の7教室で計80近いセミナーが行われる。
初日は平日にもかかわらず順調な出足で、午前中はOpeningSpeechとしてオープンソースのストレージプロダクト「DRBD」を開発しているLINBIT Information Technologies GmbHのFlorian G. Haas氏が、低価格を武器にストレージマーケットに進出するオープンソース製品の概要と、北米主導ではなくヨーロッパや日本の貢献が多いストレージ開発の状況をレポートした。
また、オープンソース系のイベントには初めての参加となる「IPv4アドレス枯渇対応タスクフォース」の荒野高志氏(インテック・ネットコア社長)が、2011年に新規のIPv4アドレスが取得できなくなると予想されている現状と、アプリケーションプログラムに与える影響について問題提起を行った。荒野氏は、今後もアプリケーション開発者のイベントなどに参加し、問題を共有していきたいとしている。
オープンソースカンファレンスは明日も引き続き行われ、仮想化友の会やRails勉強会などのコミュニティや、XOOPS CubeやZen CartといったCMSプロダクト、PHPやPythonなどの開発言語といった多種多様なオープンソースのセッションが行われる。クロージングには、おなじみのライトニングトーク&大抽選会が法林浩之氏(日本UNIXユーザ会)の司会で執り行われる。
【関連リンク】
・オープンソースカンファレンス2009 Tokyo/Fall
- 修正履歴
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- 2009/10/30 19:25 「STGT」を「DRBD」に訂正させていただきました。
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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