米Microsoftは22日、クラウドコンピューティングプラットフォーム「Microsoft Windows Azure Platform」を日本市場において本格的に事業展開すると発表した。既に50社のパートナー企業がWindows Azure Platformの採用や対応アプリケーションの開発を表明している。
Windows Azure Platformは、全世界のマイクロソフトのデータセンターをベースに、インターネット経由でコンピューティングリソースを提供するクラウドコンピューティングプラットフォーム。クラウドオペレーティングシステムであるWindows Azureと、クラウドデータベースであるSQL Azureなどが含まれる。2008年10月のPDCで発表され、この1月から世界21か国で正式にサービスを開始している。
日本市場での展開に際して、MSDNオンラインでWindows Azure Platform関連コンテンツを拡充し、ホワイトペーパーを公開するなど、開発者向けに対応アプリケーションの開発促進を図る。また、MSDN Premiumユーザーには「Windows Azure Platform MSDN Premiumプラン」が提供され、Windows Azureの無料利用時間枠が追加される。
Windows Azure Platformの製品概要は、23日に開設された「Windows Azure Platformサイト」にて公開中。また、2月1日から7月31日までの期間、一定量までのサービスを無償で利用できる期間限定の「導入特別プラン」なども実施している。
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