ノルウェーのOpera Softwareは22日、Webブラウザ「Opera 10.51」のWindows版をリリースした。2日に正式リリースされた10.50のバグフィックス版で、JavaScriptなどの処理速度がさらに向上している。
Opera 10.51では性能向上のほか、セキュリティ部分を中心にバグ修正が行われている。特に日本語の利用者にとっては、UTF-8で記述されたページが設定にかかわらずデフォルトフォント(MS Pゴシック)で表示される問題が解消され、メイリオなどの読みやすいフォントを利用できるようになった。
Operaブログで公開されたベンチマーク結果によると、以前のバージョン10.50に対して、Peacekeeperブラウザベンチマークで27%、GoogleのV8ベンチマークでも10%ほど性能が向上している。また、V8ではChromeに劣るものの、PeacekeeperとSunspiderテストでは最速となり、GoogleのSputnikテストでも最善の結果となっている。
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・ウェブブラウザ Opera 10.51
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CodeZine編集部(コードジンヘンシュウブ)
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