米iAnywhere Solutions社は6月29日(米国時間)、リレーショナルデータベース(RDB)製品の最新版「SQL Anywhere 12」を発表した。
SQL Anywhereシリーズは、高機能で管理手間の少ないRDBエンジンの「SQL Anywhere」、組込み機器向けに必要機能を抽出した「Ultra Light」、リモートシステムとデータ同期を行うミドルウェア「Mobile Link」で構成されており、中小規模ビジネスや組込み、モバイル分野を中心に普及している。特に、ITのサポートが不足しがちなデータセンター外のミッションクリティカルな業務に対して実績と自信を持っている。
今回新機能として、サーバーのスケールアウトや位置情報のサポート、Ultra LightにおけるiPhoneのサポート、リアルタイムでリソースを調整する自己管理機能、Oracle/MySQLとの互換性強化、.NET Framework 4.0/Visual Studio 2010のサポート、全文検索のフィルタリング機能等が追加された。
新製品の見所を紹介するWebキャスト「Getting to Know SQL Anywhere 12」が、日本時間の7月14日の23時からと、7月15日の3時からの2回開催される(英語)。
米国でのリリースは2010年第3四半期、国内では来年初夏を予定。
【関連リンク】
・SQL Anywhere製品ページ(日本語サイト)
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