21日、インターネット関連企業が共同で設立した新アプリケーションプラットフォーム「aima(あいま)」が発表された。「インターネットメディアア プリプラットフォーム(Alliance of Internet Media for Applications)」の略称で、「ユーザーのちょっとした"合間"の時間にアプリを楽しんでもらいたい」という意味合いも含まれている。
21日、インターネット関連企業が共同で設立した新アプリケーションプラットフォーム「aima(あいま)」が発表された。「インターネットメディアアプリプラットフォーム(Alliance of Internet Media for Applications)」の略称で、「ユーザーのちょっとした"合間"の時間にアプリを楽しんでもらいたい」という意味合いも含まれている。
発起企業は、ACCESSPORT、ECナビ、NECビッグローブ、シーサー、ジー・プラン、チャンスイット、ちょびリッチ、ネットマイル、ユニットコム、ランシステムの10社。保有ユーザー数の合計は4,000万を超える見込みで、NTTナビスペース、オープンスマイル、アクロス、メディアクリエイト、テイツー、フリークスコアも参加を予定している。
ソーシャルアプリケーションのプラットフォーム提供はOpenSocial準拠の動作環境や課金決済システムといった大規模な開発が必要となり、一般のメディア事業者にとって参入障壁が高いものだが、今回、動画検索サイト「Woopie」やmixiアプリ「農場パラダイス」を手がけるACCESSPORTが共通基盤を提供することで、メディア事業者間をまたいだ共同アプリケーションプラットフォームの構築が可能となった。ユーザーの流入元がユーザー属性の多彩な複数のメディアになることで、従来のプラットフォームと異なる展開の可能性を示唆している。
なお、当面はモバイルではなくPCユーザーをターゲットとし、ソーシャルアプリだけではなくWebゲームやブラウザゲームの提供も対象に含めている。
アプリケーション提供者(Social Application Provider、以下SAP)のメリットとしては、ユーザー集客面の他に、提携企業にポイントサイトが多数含まれることによる決済手段の柔軟性とそれによって見込まれる高い収益性、アプリケーション内容の自由度の高さ等を挙げた。ビジネスモデルとしては、参入時期や内容に応じて決済手数料を除いた収益の70~80%をSAPに分配する仕組みを提示している。
9月上旬から年内に20~30本のアプリーションを公開する予定で、今後は参加企業に中国に強い参加メディアが含まれていることを活かし、SAPの海外展開へのサポートも検討しているという。
詳細は本日オープンしたaima事務局窓口サイトを参照のこと。SAPの登録申請も同サイトの問い合わせフォームより受け付けている。
【関連リンク】
・aima事務局窓口サイト(aima)
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