セキュアヴェイル、セキュリティ技術者専門の教育センターを開設

株式会社セキュアヴェイルは本日、コンピュータセキュリティ専門の技術者を育成する教育センターを2006年10月1日から開設すると発表した。セミナーの合格者には最高15万円の報奨金を支給し、雇用も保証する。

　株式会社セキュアヴェイルは本日、コンピュータセキュリティ専門の技術者を育成する教育センターを2006年10月1日に開設すると発表した。合計30日間のセミナーを経てセキュリティ技術者を養成し、最高15万円の報奨金を支給して雇用も保証する。

　インターネットの利用が一般化する中、企業は不正アクセスやコンピュータウィルスの脅威に常にさらされ、セキュリティの必要性が増加し続けている。また、コンピュータセキュリティ業務は多岐に渡り、常に最新技術が求められる。そのため、セキュリティの専門知識を有する技術者が不足しており、企業内の技術者だけでカバーすることができないのが現状だ。

　今回の教育センターの開設は、同社がコンピュータシステムのセキュリティ専門企業として培ってきた、社内技術者育成のカリキュラムを活用することで、これらの状況を打破するものである。

　志望者は受講適格確認テストを受けた後、同社主催のセミナーを受講し、カリキュラム終了ごとに進級試験を受験。カリキュラムは第1クールから第3クールまであり、合格すれば次のクールへ進級できる。

　同社はこのプログラムで自社のセキュリティ技術者を確保するとともに、社会全体の技術者不足の解消に貢献していきたいとしている。

　尚、初年度の受講生は30人の見込み。

プレスリリース：セキュリティ技術者専門の教育センターを開設